「なんで【よまないでください。】なの??」

132847839_3601962959889044_694518688439913706_n.jpg

新聞に師匠の話題が
載っている〜って、
元の職場の方々へ送ったら、
鋭い質問が。
「なんでよまないでくださいなの??」って。
「確かに」そうなんです。
前衛書を知らない方には、
そう思われて、当たり前なんです。
質問が自分が当たり前だと
思っていたことが
他人は当たり前じゃないことを
思い出させてくれました。
戦後、書壇は、新しい書を模索する団体と
伝統を守る団体とで分かれます。
それが毎日書道展と読売書法展、産経、東京と
分かれていきます。
新しい書を模索する団体が多い毎日は、
新しい書の中でも読める書を模索する
金子鷗亭先生方の近代詩文と
読むことを否定して空間美や線、色などで、
美を模索する上田桑鳩先生方の前衛書
という分野が出てくるんです。
その読むことを否定した前衛書だから、
「よまないでください」という言葉が出てきて、
「よまないでください」の文字は活字で、
最後の○だけは、筆で書くという意味が
生まれてきたんだと思います。
この作品は、奎星展だったかで、
宇野雪村先生の鶴の一声で、
トップに展示されたと
伺ったことがあります。
あまり宇野先生は、
褒める先生では無かったそうで、
トップに展示することになって、
嬉しかったとおっしゃっていた
思います。
専門馬鹿になりつつある私を、
他人はそうじゃないんだよと、
思い出させてくれた質問でした。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント