欧州と昔の首相。。。。「今」・・・・。どうなんだろう~??

今日の夕刊を見て、感じ考えてしまいました。
その記事を紹介します。

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さらりーまん 生態学(高任 和夫 氏)

消費税を上げるのが妥当かどうか議論の的になっている。ところが昨年の十一月、イギリスでは消費税にあたる付加価値税を下げるということが報じられ、私は仰天した。
ただし、わが国と正反対の措置をとることに驚いたのではない。政策としてなら両方ありうるだろうし、いずれが正しいかを判断する資格など私にはない。仰天したのは、イギリスでは食料品のほかにも書籍も付加価値税の対象外らしいことを知ったからである。
「本当だろうか」とイギリスに勤務した経験のある元同僚に焼き鳥屋で訊くと、「そうですよ」と当たり前のようにいう。
松方コレクションのことを思い出してしまった。戦前、松方幸次郎氏はパリを中心に、膨大な西洋絵画などを蒐集した。ところがわが国は敗れ、それにつづくサンフランシスコ講和条約によって、コレクションはフランス国有に帰してしまった。
吉田茂氏は「これらを日本に返してくれれば、西洋絵画に対する日本人の理解は深まるだろう」というようなことをいってフランス外相と交渉した。駄目もとの交渉だったろう。ところが、仏外相は拍子抜けするほどあっさりと寄贈返還に応じた。
「文化国家というのはちがう」と吉田氏は感じ入ったという。
この不況下、企業はスポーツなどのスポンサー役から降りてさまざまな団体が廃部などの憂き目にあっている。一流のスキー選手でも、競技をつづけられるかどうかの瀬戸際だという。
生き残るためには、貴重な社員をも整理しなければならない企業に対して、スポンサーを続けよというほど蛮勇は、サラリーマンだった私にはない。事態が逼迫しているには冷厳な事実にちがいない。
だが、スポンサーがいなくなれば、文化が衰退するにもまた冷厳な事実でだろう。(2009.2.18 日経   全文)
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という記事でした。
この記事から私は本当に色々なことを考えてしまいました。
一つ目は、食料品と書籍等々に税金をかけないイギリス。以前に本で読んだだけですが、イギリスは無駄なことはしないというようなことを書かれていた気がします。無駄な税金ととることはしないということなのかな~と考えてしまいました。書籍にも税金がかからないということには、やっぱり文化が違うって思っちゃいました。
二つ目は吉田首相の交渉の上手さ。この人確か、今の首相の祖父ですよね~。本当かしらって思ってしまいました。色々、逸話の残っている方みたいですね。何かの折にこの人の半生を読んでみたくなりました。一つ母から聞いた逸話が吉田首相、着物を着ていらしたらしいのですが、いつも白い足袋。国民から白い足袋を履くなんて贅沢だ!!と批判されてかえしたコトバが「白い足袋だと継ぎ接ぎをしても目立たなくてよいのだ」とかえしたそうです。とても頭の回転が速かったみたいです。この頭の回転と交渉術を今の政治家に求めるのは無理なことなのでしょうか??
三つ目は吉田首相が交渉したフランス。寄贈返還に応じたというのが、また凄いな~と感じました。日本では美術館の中で絵を模写している人はいません。しかしルーブルだと普通だということを聞いたことがあります。これも文化の違いなのでしょう。一度は行ってみたくなりました。でもパリは幻滅する人も多いと聞くので、考えてしまいますね。もう少し懐が温かければ~って思っちゃいます。でも百聞は一見にしかず!!是非、行ってみたいものです。
四つ目が確かに100年に1度の不況と云われている今。文化は育たないかもしれないな~と感じてしまいます。しかし、先週の土曜にお邪魔したところの方がおっしゃっていました。「今だからチャンスが転がっているかもしれないよ」と。考え方ですね。

そんなコトを考えてしまった今宵でした。

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